内視鏡検査
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内視鏡検査について
内視鏡検査をお勧めする理由
国立がん研究センターの最新がん統計(ganjoho.jp)によりますと、
日本人が一生のうちにがんと診断される確率 (2019年データ)は男性で65.5%、女性で51.2%であり、
2人に1人以上の方が生涯のうちに何らかのがんと診断されています。
一方、日本人ががんで死亡する確率 (2021年)は男性で26.2%、女性で17.7% となっています。
つまり、がんに罹患しても必ずしも命を落とすわけではないということです。
2019年の全国がん登録罹患データによると、胃がん・大腸がんは、
どちらも日本人に特に多いがんであることから
内視鏡検査による早期発見・早期治療が大事であると言えます。
がんの罹患数の順位(2019年)
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 大腸を結腸と直腸に分けた場合 | |
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総数 | 大腸 | 肺 | 胃 | 乳房 | 前立腺 | 結腸 3位 直腸 6位 |
男性 | 前立腺 | 大腸 | 胃 | 肺 | 肝臓 | 結腸 4位 直腸 5位 |
女性 | 乳房 | 大腸 | 肺 | 胃 | 子宮 | 結腸 2位 直腸 7位 |
全国がん登録罹患データ
がんの死亡数の順位(2021年)
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 大腸を結腸と直腸に分けた場合 | |
---|---|---|---|---|---|---|
総数 | 肺 | 大腸 | 胃 | 膵臓 | 肝臓 | 結腸 4位 直腸 7位 |
男性 | 肺 | 大腸 | 胃 | 膵臓 | 肝臓 | 結腸 4位 直腸 7位 |
女性 | 大腸 | 肺 | 膵臓 | 乳房 | 胃 | 結腸 3位 直腸 10位 |
人口動態統計がん死亡データ
定期的に内視鏡検査を受けましょう。
胃がん・大腸がんは、いずれも初期の段階では無症状であることがほとんどです。
そのため症状がなくても、40代以上の方は内視鏡検査(胃カメラ検査・大腸カメラ検査)を一度は受けられることをお勧めしています。
また大腸がんの多くは、良性の「ポリープ」が徐々に大きくなり、がん化することが知られています(下図)。
そのため、ポリープの段階で内視鏡を用いて切除してしまえば、がんになることを予防できることが、
世界的な研究の結果証明されています。これは他のがんにはない、大腸がんの大きな特徴です。
当クリニックの内視鏡検査について
内視鏡検査は、とても辛い検査というイメージをお持ちの方も多いと思いますが、
当クリニックでは安心して検査を受けていただける体制を整えてお待ちしております。